クリニックで入手してみた

カラフルな薬

クラミジアになると、トイレに行くのがイヤになる。なぜならこの病気になると菌が尿道に炎症を起こさせるので、オシッコが尿道を通るときに火がついたような痛みを感じるのである。ハンパな痛みではなかった。この痛みから逃れたい一心で、私はどうすべきか考えた。答えはすぐに出た。病院へ行くのだ。
私はネットで性病を診てくれる泌尿器科のクリニックを探し、仕事が休みの土曜日、電車に乗って向かったのである。電車の中では家族連れやカップルが幸せそうに見えた。ちょっと泣きそうであった。

クリニックで、私はジスロマックに出会った。ちょうどそのときは時間帯もよかったのだろう、あんまり患者さんがいなくて私が受付で保険証を出してからジスロマックを受けとって出るまでにおそらく30分もかからなかったはずだ。問診票に必要なことを書き、受付のお姉さんに渡し、しばらくするとお姉さんに検尿コップを渡されてトイレに立ってまた死ぬ思いをしてカップに向かって放尿し、待合室で過ごした。先生に呼ばれたのは2~3分後だった。先生は簡単にクラミジアの説明をしてくれた。そして初めて、私は「ジスロマック」という単語を優しそうな先生の口からきいたのである。
診察は終了し、受付で薬をもらい、料金を支払った。ここまでで、30分以内だったのである。ずいぶん簡単であった。

私がもらった薬はジスロマック250mg錠が4つ、それから整腸剤だった。
ジスロマックは腸内菌にもダメージを与えることがあり、そのために下痢などの副作用があるので整腸剤が必要だとのことだった。
家に帰り、私はすべての薬を一気に飲んだ。ジスロマック合計1000mg、それから整腸剤である。整腸剤はおそらく効果があった。私には何の副作用も起こらなかったのである。